サルカン=ヴォルの槍作り方 後編

前編 http://mtg.anoad.com/?p=796

 

誰得の記事ですが、前回の続き。

石突と刃の柄の基を作る。

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石突は、ウレタンを扇型に切って、熱を加えながら曲げ、中にホットボンドを流し込み加工します。

 

手元の刃の基は、工作紙をカットして、接着剤で柄に挟みこんで貼り付けます。

槍の刃の上部を埋める。

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そのまま。

型紙をウレタンに押し当てて型を取れば簡単。

刃の柄の部分をウレタンで加工する。

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これも、そのままです。

まず、順番としては、巻きつける丸い部分を制作後、型紙に、両側からウレタンを

貼り付ける形で、両サイドの突起を作ります。

その後、写真左側の長い突起のみを、カッター等で削り、ウレタンをナイフの様な形に成形します。

ジェッソで下地を塗る。

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塗装が乗りやすくする為と、下地の色が干渉しない様に白で下地を整えます。

 

たぶん、白のアクリル絵の具でも大丈夫だと思います。

……たぶん。

ジェッソに黒を混ぜて灰色を塗る。

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そのまま。

これも、たぶんアクリルの白を混ぜたやつでも大丈夫だと思います。

うん、たぶんね……。

 

私はスケジュールの関係でできませんでしたが、下地を白にした後、黒を塗ってから上に金属カラーを塗る方がより金属らしく仕上がるかと思います。

プラカラーアイアンで、金属らしさを出す。

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コツは、ハケ等で、一定の方向を決め、少しずつ重ね塗りするのがポイント。

槍の刃の部分の場合は、縦に塗るのが良いですね。

こうして塗る事でムラが出来ても、筋が一定方向なので、より金属っぽくなります。

ドボドボにハケにつけないのが、一番重要かもしれません。

金属を劣化させる。

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オレンジとハルレッドを使って、劣化させます。

ポイントは、やり過ぎない事ですね。

私はやり過ぎて、あとで修正する羽目に……。

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↑やり過ぎた、悪い例。

 

あとは、実際に使用していたとして、雨だれ等がどの様に残るか、戦った事による錆がどの辺りに出来るか等を想像しながらやると、おかしなサビ等にならないと思います。

 

刃の部分をシルバーで塗る。

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そのまま。

一気に、刃物っぽくなりますね。

 

柄をつなぐ。布を巻く。

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柄を繋ぐのは、たださすだけですね。

 

布ですが、適当にあった布を、茶色に染めました。

染めるのも、茶色と黒の絵の具を水に溶いて、そこで、布をゴシゴシと洗濯する要領で、染めただけです。

 

上部の布はX形に巻いて縛っただけです。

 

柄の部分の布は、ペーパークラフトバンドの茶色の裏に両面テープをつけたモノを柄に巻きつけて、そこに布を挟みました。

 

ただ、両面テープよりも、ペーパークラフトバンドが戻ろうとする力のが強いので、ゴムバンド等で上から巻いています。

 

ですので、この方法よりも、単純に長い布を上部、下部それぞれを縛って止めて置く方法がシンプルかつ、簡単かと思います。

 

面晶体の制作。

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方法は、工作用紙で、まず四角錐の展開図を作ります。

それを組み立て、青色を予め塗っておきます。

 

その後、ウレタンを切って作った、模様部分を貼り付けます。

 

ウレタンの部分は、槍の金属部分と同様に色を塗っておきます。

 

また、カードリング3個も、槍の金属部分と同様に色を塗っておきます。

 

面昌体、リングを取り付けて完成。

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っと、まぁ、こんな感じで完成です!!

 

制作時間としては、作業だけだと、20時間ぐらいですね!

 

乾燥待ち等もありますので、3日ぐらいあれば、余裕を持って制作できるかと思います。

 

最後の方は、プレリリースの準備等もあり、画像が少なく、駆け足での説明になってしまいましたが、もし、作りたいけど、わからんとこあるぜ!!って方がいらっしゃいましたら、お気軽にメールでお問合せ下さい!!

 

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