初心者を脱せ!シールド講座!

今週末は、いよいよプレリリースです!

 

というワケで、今回は、私から初心者の方いつも勝ち越せない人に向けた、シールド※構築のアドバイスをしたいと思います。

※シールドとは、未開封のパック開封し、そのカードでデッキを作って対戦する形式。プレリリースはこれ!

 

『俺はグランプリで優勝したいんや』って人には、ほとんど有益な情報はありませんので、すぐにブラウザを閉じることをおすすめします。

 

 

オーライッ!君が残ったということは、少しは私からアドバイスできることもあるだろう!

 

ここからは、砕けた雰囲気で紹介していくゼッ!

 

ただし、私から伝えることは、あくまでシールド戦の基本中の基本だということは理解しておいてほしい。

だが、逆に言えば、ベースとして永遠に使えるテクニックなので、今後シールドをする上で未来永劫使用可能なテクニックともいえる。

 

少しでも役立ててくれれば幸いだ!

 

カードプールから使う色を決めよう

結論から言おう、この部分がシールド構築においてのすべてだ!

君がカードプールから、的確にベストな組み合わせを選べるなら、君はシールド構築の達人だと言える。

 

だが、ここが一番難しい部分でもある。

 

せっかく強いカードプールでも色の選択をミスしては、勝ちはガンダーラほど、遠くなってしまう。

 

そこで、ここからは、具体的な色の選択方法を紹介しよう。

 

この順番で色を選択すれば、大きく色選択をミスすることは無くなるだろう。

 

 

①カードを色分けしよう

まず、自分のカードプール※を把握するために、パックから出たカードをそれぞれ、色ごとに束にわける!

※リミテッドにおいて、自分が使用可能なカード群のこと

わける方法は、なんでも構わないが、

白 青 黒 赤 緑 無色 多色

これぐらいの分類方法で問題ないだろう。

 

シールドにおいては、絶対にやらなければならない作業だ。

 

➁除去は宝、秘宝をみつけろ!

さて、今回は勝つための構築ということで、そうなると一番重要になってくるのは、除去カードの枚数だ!

 

マジックは、相手のライフを0点にしたほうが勝つ、プレインズウォーカー同士のタマの取り合いだ!

リミテッドにおいては、クリーチャーでライフを削りあうゲームになる!

そう、血みどろの殴り合いが、リミテッドなのだ!

 

だから、クリーチャーが相手の脅威となる!それを取り除ける除去カードはリミテッドにおいて、もっとも重要なカードだ。

 

もう一度言おう、除去は最も重要なカードだ!そう、レアカードよりも!

 

 

それがわかれば簡単だ。

 

君は除去カードの枚数が最も多い色を選べば良い。

 

これだけでも、グッと勝つ確率は高くなる。

 

除去の質について

除去カードが最も重要なことはわかってもらえたと思う。

 

では、ここで、除去カードの質について説明する。

 

今週末が、『ゼンディカーの夜明け』のプレリリースなので、そこから紹介しよう!

 

最強の除去!

単純にクリーチャーを破壊でき、しかもインスタントで使えるスペルが最強の除去だ。もっとも強いと言える。

是非とも使いたい除去だ。リミテッドにおいてのダイアモンド、パワーナインだ!

だが、大抵の場合、これらの呪文は5マナ以上と少し重い構成になっている。

武器で例えるなら、未来のレーザーガンだ。是非とも戦場では装備したいアイテムだ。

 

2番手の除去 疑似的な除去

 

エンチャントで追放したり、永続的にタップしたりする除去がこれにあたる。

ほぼ相手の脅威を無力化できるが、サイドボード後にエンチャントを破壊されたり、手札に戻ることで、無効化される場合がある。

だが、これらの除去はそこまで重くなく、リミテッドでは頼りになる君の相棒となるだろう。

まぁ、マシンガンといったところだろう。ハードな相棒だな。

 

3番手の除去 ダメージを与える

 

今まで紹介した除去と比べると少し見劣りするが、十分に強いスペルだといえる。

ただし、相手のクリーチャーのタフネスや、自分のコントロールするクリーチャーのサイズに依存してしまう除去だ。

リミテッドでは、積極的に使用して問題ない除去だ。

例えるなら、懐に持った拳銃だ。相手の致命傷を狙える可能性も高い。

 

だが、気をつけろ!相手のサイズを大きくするインスタントでかわされる恐れがあることを忘れるな!

使用するときは、相手の立てているマナに注意を払う必要がある!

 

4番手の除去 限定的な除去

 

タイミングが決まっていたり、除去できる対象が限定的なものがこれだ。

まぁ、悪くはない除去だ。あるならデッキに入れてもいいだろう。

だが、相手のデッキによってはサイド後抜く可能性もある。

ナタや、刀と言った刃物だ。物音で集まってくる古のゾンビ相手には有効だな。

 

5番手の除去 一時的な除去

 

手札に戻したり、タップしたりするのが、これらの除去だ。

というか、もう除去というよりは、問題を先送りにするカードだ!!

今まで、伝えてきた除去に比べればかなり優先度は低くなるだろう。

だが、そのため、1枚ドローがついていることが多く、使い方によっては強く使うこともできる。

こん棒や、角材といったところだ。無いよりはマシだろう。

これらは、除去の枚数の指標というよりは、なかった場合にいれてもいいかな?程度に考えてくれ。

 

③質より枚数を優先しろ!

除去の質の話をしたが、最初に話した通り、除去の枚数が多い色を選ぶべきだ!

 

なぜか?

 

シールド戦では、相手の脅威であるクリーチャーを除去できなければ、それはゲームエンドを意味する。

 

そう、敗北だ。

 

しかし、裏を返せば、相手の脅威を排除できれば、君は勝つことができる!

 

そのチャンスは多ければ多いほど、勝率は高くなるのだ!

 

除去の最も多い色を選べ!それが勝ちへの近道となる!

 

④2色で構成すべし!

もし、君のカードプールに《創造の座、オムナス》があったとしても、君が勝ちたいのならば、2色でデッキを構成することを強くすすめる。

 

理由は、色が出ない事故はそのまま、ゲームの敗北に繋がるからだ。

 

どれほど強いカードが手札にあっても、それを唱えることができなければ、手札として持っているだけ損だ。

唱えられないカードはテーブルにでも置いておけば良い。指を休めた方が有意義だろう。

 

ゲームにおいて、使えないカードはそれほどの価値しかない。

 

色事故を減らすためにもデッキの色は少ない方が良い。

 

単色で除去もモリモリでクリーチャーも強いデッキが作れたのならば、君はそのイベントにほぼ優勝するだろう。

 

だが、シールドにおいて1色でデッキが組めることは非常に稀であり、君の指先から偶然にも虹がでるほどの奇跡だ。

 

だから、デッキは2色で構成するのがベターな選択となる。

 

除去の多い色、2色を選択してくれ!

 

⑤クリーチャーをたくさん入れろ、仲間は多い方がいい

『はぁ?除去が最強なんやろ?クリチャーいっぱい入れるとか矛盾か!?コロ〇ぞ!』

 

そう思ったかもしれないが、まぁ落ち着いて、このスコッチでも一杯やってくれ!

 

最初に話したが、リミテッド戦はクリーチャーによる、血を血で洗う戦場なのだ。

 

クリーチャーが君の戦場にいないことは、全裸で戦場に立ち尽くしているようなものだ。

 

君は死ぬか、逮捕されてしまう。ジーザスクライスト!

 

だが、クリーチャーが戦場にいればそうはならない。

 

さらに、クリーチャーは、相手のクリーチャーと相打ちすれば、それは疑似的な除去となる。

 

だから、除去の次に重要なのが、クリーチャーの枚数なのだ!

 

シールドでは、クリーチャーの枚数は

 

15~18枚が良いと言われている。

 

君がシールド構築に自信が無いのなら、16枚以上のクリーチャーをデッキに入れるよう心がけるのが良い。

 

余程偏りのあるカードプールでない限りは、2色+無色でクリーチャーを16枚以上確保できるだろう。

 

⑥マナカーブは勝ち負けを決める曲がり角

 

デッキにいれるクリーチャーを選択する上で指標となるのが、マナカーブだ。

 

簡単に言えば、同じマナコストのカードを多く入れず、散らす方が良いという話だ!

 

なぜか?それは、毎ターン土地を置くとして、毎ターンすべてのマナを使ってクリーチャーを出し続けるのが強いからだ!

 

分かりやすく説明しよう。まず、これを見てくれ!

2マナの能力の無い、バニラクリーチャーだ。

 

こいつは、3マナの到達持ちのクリーチャーだ。

 

 

3マナのクリーチャーは2マナのクリーチャーを一方的にやれるスペックがある。

 

そう、マナコストの重いクリーチャーの方が強いのだ。

 

『そんなこと当たり前じゃないか』って声が聞こえてきそうだが、これは非常に重要なことだ。

 

乱暴な言い方をすれば、相手よりも、重いマナコストのクリーチャーを出し続ければ君はゲームに勝つことができるということだ!

 

  

じゃー重いクリーチャーを大量にデッキに入れれば最強じゃないか?

 

ってことになるのだが、基本的に1ターンに1枚しか土地は置けない。それらが唱えられるまで、君は丸裸で戦場に立ち尽くす格好の餌食となる。

 

 

そうならないように、指標になるのが、このマナカーブというやつだ。

 

マナカーブは荒野にさす一筋の光、君をエデンへと連れていく道しるべなのだ。

 

ちなみに、1マナのクリーチャーは、ほぼすべてのクリーチャーに負けてしまう。

 

接死や、強い能力が無い限りデッキに入れない方が良いだろう。それは最も弱いクリーチャーなのだから……。

 

⑦待たせたな!レアカードをぶち込め!

 

 

オーライっ!待たせたな!レアカードの話だ!

 

クリーチャーだろうが、呪文だろうが基本的にレアカードは強い!

 

色が合うなら、デッキにぶち込みまくればいいだろう!君のデッキは確実に強くなる!!

 

『はぁ?なら最初からレアの多い色で組めば最強やろ?てめぇ、ぶっコ〇すぞ!』っと思われたベイベーもいるだろう。

 

シールドで勝てないデッキを作ってしまう人が最も陥りやすいのがこれだ。

 

レアカードに引っ張られて、実はそのレアカード以外が弱い色を選択してしまう。

 

あくまで、今までの選択の上で、クリーチャーや入れる呪文の選択肢の比較の中でレアカードを選んでくれ!

 

⑧デッキは40枚だ!それ以外は認めない!

 

デッキは40枚ちょうどで作る!!

 

ちょっと迷ったし、41枚のデッキでもいいかと思う気持ちもあるだろう。

 

だが、デッキは40枚にすべきだ。

 

この順番でデッキを作っているのなら、君のデッキには、シールド戦最強である除去が、何枚か入っているだろう。

 

そして、マジックは確率のゲームだ。

 

仮に除去が3枚入っているとしよう。

 

デッキが40枚のときは、それらの最強であるカードを引く確率は、3/40だ。

 

だがしかし、デッキが41枚なら3/41になってしまう。

 

最強のカードを引く確率を下げてまでデッキ枚数を増やす意味は、ほとんど無いと言える。

 

⑨土地は17枚が基本だ

土地は、基本的に17枚がベースになる。

 

君のデッキの最も重いマナコストのカードが5マナで2枚とかならば、16枚でいいかもしれない。

 

だが、基本は17枚だ!

 

土地が無ければ、どの呪文も唱えることができない。

 

そして、土地枚数が伸びなければ、相手より弱いクリーチャーで戦うことになり、戦況は厳しくなるばかりだ。

 

よくわからないのなら、悪いことは言わない、土地は17枚にしておけ!

 

少なくとも、何もできなくて負けることは減るだろう。

 

ということはだ!

 

デッキの構成は

土地17枚

それ以外23枚

 

40枚で構成される。

 

上に長々と書いてきた方法は、このたった23枚を選択する方法だ!

 

⑩デッキを引き締める

 

さて、この方法でカードを選んでくれば、

 

クリーチャー 16枚

除去 2~7枚

 

の構成になっているはずだ。

 

もし、選んだ2色に除去カードが、8枚あるのならば、選んだクリーチャーの中から、同じマナコストのカードが多いクリーチャーか、単純に弱く感じるものを1枚減らしても良いだろう。

 

だが、大抵は除去カードは8枚も無い、2~4枚程度だろう。

 

ならば、足りないところに呪文を入れるべきだろう。

 

 

カードを引いたり、クリーチャーを強化するような呪文は使いやすいのでおすすめだ。

 

他にも、

 

装備品や、墓地からクリーチャーを回収できるものも、悪くは無い。

 

単純にクリーチャーを増やすことも悪くは無い。

 

この辺りは、デッキとの相性や、どう戦うかによって左右される。

 

君がデッキに合うと思ったものを入れてくれ!

 

⑪最後にデッキの弱点を確認し、土地バランスを調整しろ!

 

オーケイ!よくここまで来たな!いよいよ、最後の項目だ。

 

出来上がったデッキを確認してくれ!

 

クリーチャーをマナカーブ順に並べ、呪文をその隣にでも並べてくれ!

 

それが今日使う、君のウェポンだ!

 

だが、大抵のデッキには弱点が存在する。

 

飛行クリーチャーが全くいなかったり、強いフィニッシャーになるクリーチャーが少なかったりなどだ。

 

それらをチェックし、把握しておくことは非常に重要だ。

 

特に飛行クリーチャーがデッキに全くない場合、相手の飛行クリーチャーが止まらず負けてしまう。

 

 

多少カードが弱くとも、飛行に対処できるカードを入れるべきだ!

 

相手が飛行に弱いデッキなら、これが君の切り札にもなる。

 

リミテッドで、空を制するものはゲームを制するのだ。

 

飛行やトランプルといった、通称回避能力と呼ばれるものはリミテッドでは強い!

 

これに対処できることがゲームを決める一つのカギだ。

 

これらが無い場合は、到達のクリーチャーを入れるのも良いだろう。

 

弱点を発見し、それを補うためにカードを入れ替えてくれ。

 

もし、入れ替えるカードが無いのなら、それは諦めるしかないが、自らの弱さをしることは、ゲームを進める上で十分優位なことだ。

 

後は土地の割合を決めるだけだ。

 

余程のことが無い限り、1色が8枚、もう一色が9枚になるだろう。

 

序盤に出したいクリーチャーが多い、もしくは、ダブルシンボルのカードが多い方を1枚多くすれば良い!

 

土地のバランス調整の面でも、2色はやりやすいのだ!

 

⑫エンドロール

 

ヘイ、ブラザー!疲れただろう!このエールでも一杯やってくれ!

 

最初にも書いたが、この記事はあくまで、基本中の基本の話だ。

 

色をタッチする方法や、デッキを軽いクリーチャーばかりにして閃光弾をぶちかますしかないプールも存在するのも事実だ。

 

あくまで、平均的なプールでのデッキ構築の話だと覚えておいてくれ。

 

だが、しかし、この方法を理解し、使えるようになったのならば、君は初心者を脱し、ちょっと強いプレイヤーになっていることだろう。

 

そうなっていることを祈る!グッドラック!

 

最後の最後に宣伝させてくれ!

 

アノアのプレリリースは、全4回。

 

良かったら遊びに来てくれよな!

 

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