サルカン=ヴォルの槍作り方
プレリリースのイベントに向けて、サルカン=ヴォルの槍を製作しました。
制作過程をせっかく写真に残しているので、解説付きで紹介したいと思います(誰得だ)
もし、見られて作ったよって人が居れば、一声おかけいただくとスタッフが喜びます。
1、サルカンの槍とにらみ合って、形を決める。
まず、サルカンの杖は、描く人によっとかなり違います。
大まかには同じですが、細部が大きく異なっています。
と言う事で、この中で一番作り安そうな形をチョイスして槍を製作することにしました。
一番ベースにしたのは、トレーラーのサルカンの槍です。
2、設計図を作る。
アノアデザインのMTGは、母体がデザイン会社ですので、イラストレーターを使って、1/10サイズの設計図を作りました。
まぁ、かなりアバウトですが、設計図など、こんなもんで十分です。
3、材料の調達。
材料はこちらのサイトを参考に、調達しました。http://www.gyakuyoga.com/buki/buki-yari-yari.html
塩ビパイプ 2本 1本200円弱
バルサ材丸棒 1本 100円
プラカラー(アイアン) タミヤカラー(ハルレッド)
1個 170円ぐらい
ジェッソ(絵の下地に塗るヤツです。画材屋さんで売ってます。)
もともと持ってたので、買ってません。
セメダインのボンド 通称エマルジョン
これも持ってたので、買ってません。超強力で安心の接着力!
あとは、100円ショップにて購入
工作紙
ウレタンボード 黄色しか売ってなかったんだな。
アクリル絵の具 黒とオレンジ
カードリング 槍の横のわっか用。
ペーパークラフトバンド これは、あんまりいらなかったかも。
昔ながらのセメダイン。
グルーガンとグルースティック(ホットボンドですね。)
木目調補修テープ 塩ビパイプに巻きつけます。
以上です。
大体、1700円ぐらいですかね。ジェッソ入れると、もうちょっとあがりそうですが、下地は無くても、アクリル絵の具を多めにすれば大丈夫ですね。
ボンドは、それほど多く使わないので、小さいのを買えばなんとかなると思います。
あと、記載は無いですが、アクリル絵の具のシルバーを持っていたので、それも使っています。無い場合は、タミヤカラー等の白っぽいシルバーを買うのがオススメです(槍の刃の部分)
4、工作用紙を切って合せる。
サイズがミスが無いか、大きさはどうかを確認します。
この時、折り目を入れる部分は、予めカッター等で切れ目を入れておくとスムーズに曲がります。
と言うか、カッターで折り目をつけないと曲げれません。
のり代をお忘れなく!!!
5、刃の部分を切り出し、形の確認をする。
ついでに、ウレタンを切って、中の隙間を埋めるための芯を作ります。
6、刃の完成図の確認
サイドに穴を開けて、輪を通すところを作っておく。
7、芯になるウレタンの接着。
長さを間違ってしまったので、切断して、修正しました。
接着はホットボンドで行いました。水分が無いので、工作紙がたゆまないので、便利!
8、塩ビパイプの接着。
接着は、ボンドで行い、塩ビパイプの両サイドをホットボンドで補強しました。
9、刃の部分を蓋をしてしまう。
刃の両サイドは接着せず、ウレタンと塩ビパイプの部分のみを接着しました。
ずれない様、気をつけて作業します。
10、重しを乗せて、反らない様する。
MTGのストレージ等を重しに使うのが良いと思います。
11、サイドを接着する。
セメダインで両側を接着します。開かないように、クリップなどでとめるのが良い。
12、塩ビパイプへの底部分の取り付け。
底の部分は、ウレタンボードを適度な大きさに切り、ライターやストーブの熱であぶりながら少しずつ曲げます。
急いでやりすぎると割れるので、じわじわ曲げるのがコツ。
ライターの火でやる場合は、燃えやすいので、近づけすぎない様に気をつけてください。
あと、燃えると有毒なガスがでますので、吸わない様にね。
接着は、ホットボンドとボンドでとめて、乾くまでは、ゴムで縛ります。
13、塩ビパイプを加工する。
木目調のシートを貼り付けるだけ。とっても簡単!
その2へ続く!
この記事の投稿者は u-1 です
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