Magic Story 太陽の向こう側 (『イクサランの相克』ストーリー第2話)まとめ

 

2018年01月17日にマジック・ザ:ギャザリング 日本公式サイトにて、Magic Story 太陽の向こう側が公開されました。

http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0030151/

このストーリーは、前回『マンガで分かる! Magic Story『イクサラン』編』の続きになります。

http://mtg-jp.com/reading/storycomic/0029947/

と言うわけで、せっかくなので、今回の『イクサランの相克』ストーリー第2話を簡単に、まとめておきます。

 

前回同様、主に、これは自分用のまとめですが、ストーリーを楽しむきっかけになれば幸いです。

 

ファートリの過去の話。8歳の頃、彼女は太陽の向こう側に何があるのか興味しんしん丸だったけど、先生はそんな彼女に何も教えてくれない。

 

そんなことよりも、戦場詩人になるようにと、教え込まれそれが正しいと思うようにしていた。

 

時はもどり、現在、アングラスとファートリは、オラーズカに近くに到着していた。

 

アングラスは、ファートリの話を聞きつまり「お前は黄金の都を見つけてこいって言われたのか? 使い走りの小娘みたいに」と答える。

 

アングラスは、続けてファートリの戦場詩人を目指すという考えを「蟻みたいな考え方をする奴」といい、プレインズウォーカーの自由さのすばらしさを伝えようとする。

 

でも、そんなアングラスにファートリは激おこぷんぷん丸!

 

しかし、全宇宙的なアングラスの視点からの話にファートリの心が揺らぐ。

 

そして、ちょっとだけPWして観た光景にファートリは8歳の記憶を思い出す。

 

アングラスは鼻を鳴らした。「自分が捕われてることを自覚して初めて、自由が始まるもんだ」

 

あと、アングラスが娘と会ってない(イクサランに閉じ込められたのは)14年。

 

 

そんな話をしながら、向かった神殿の中に待ち構えていたのは、《薄暮薔薇、エレンダ》だった。

 

武器を構えて警戒する二人に対し、余裕のエレンダ。

「武器など構えて、いかがなされました?」 女性は純粋な好奇心から尋ねた。

 

長い眠りから覚めたエレンダは、ファートリとの話から、吸血鬼たちが自分の思惑と違う方向へ進んでいることに困惑し、それを正すために立ち去った。

 

そんなエレンダに躍起になるファートリを尻目に、不滅の太陽へひた走るアングラス。

 

それを見てファートリは、こう思うのだった。

アングラス、無礼で度し難く苛立たしいアングラスが、自分よりも先に辿り着こうとしていた。

そしてファートリはそれを許すつもりはなかった。

 

 

さてさて、一方その頃、ジェイスはヴラスカと共に、オラーズカへの長い階段を昇っていた。

 

先ほどよりはましだが、自分の中での混乱は続いており、記憶が流れ続けていた。

 

ジェイスは、自分のここに訪れることになったきっかけを自分の心から探ろうとするが、黄金のドラゴンの影がチラつくだけで、細部を得なかった。

 

だが、そのドラゴンの姿から良く似た精霊龍、ウギンのことを思い出す。

 

そして、ウギンによって自分の心に細工が施されていた痕跡を見つけ出す。ウギンと黄金のドラゴンとの関わりは?自分は黄金のドラゴンの精神から何をみたのか?今は答えは出ない。

 

階段を昇る彼らの後ろから巨大な翼竜がやってくるが、ジェイスは幻影で自分たちの姿を隠してやりすごした。それは、今のジェイスにとってすごく簡単だった

 

今まで忘れ去られていた幼少の記憶を得た自分は、ジェイスにとって本当の自分のように思えた。母親のことを思い出せることを嬉しく感じていた。

 

そして、子どものころの記憶を取り戻したジェイスは明らかにパワーアップしていた。

ヴラスカ「その幻影を作る技、前より速くなったな」

ジェイスは硬い笑みで頷いた。「先生に教えられた技を思い出したんです。子供の頃に沢山学びました、それ以前に自分で学んできたよりも」

 

オラーズカを目指す二人の上空の雲が暗雲になった、それは、吸血鬼がオラーズカを手にした合図でもあった。

頭上の空が心をかき乱すような黒に変わり、塔の頂上を取り囲むように煙が渦巻いた。ジェイスとヴラスカは懸念の表情を見合わせた。

「吸血鬼どもが先に来てたのか?」

頭上に荒れる黒い雲がその回答だった。

 

階段の一番上にたどり着いた二人の前にあったのは、仕掛けが施された扉だった。

ジェイスはイカすナイスなセリフと共に、扉を開けた。

「ジェイス・ベレレン、ギルドパクトの体現にしてテレパスにして幻影術師にして迷路の達人」

 

扉が開きかけたとき、扉の先にいるものを感じとったジェイスは、イクサランの束縛について気がつく。

「これ、俺達がプレインズウォークを試すと頭の上に必ず出て来る模様ですけど……これ、アゾリウスの紋章です」

 

扉をあけると、そこには、アゾリウスの創設者、アゾールがそこに待っていた。

 

つづく。

 

ファートリとアングラスのやり取りは結構好きですが、ファートリの性格はあまり好きになれないですね。

 

ジェイスとヴラスカの安定感が安心します。

u-1

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