GPT静岡 カバレージ
2017年1月29日 日曜日 に開催したGPT静岡のイベントカバレージです。
GPTとは?
グランプリ・トライアル/Grand Prix Trialの略で、対応するグランプリの2不戦勝が優勝者に与えられます。
現在は、GPTは一般レベル(フライデーなどと同じレベル)でイベントが行なわれています。
また、通常は、対応するグランプリ本戦と同じフォーマットで行なわれることが多いですが、イベント規定としてはその限りではありません。
さてさて、この日は国内グランプリのGPTと言うこともあり、当店以外にも多くの店舗がGPTを開催していました。
この日の参加者は14名でした!
ご参加ありがとうございます!
京都からご来店いただいた方もいました。誠にありがとうございます。
当店では、私がジャッジを務めていますので、出来るだけ多くのパックを景品として出させてもらっています。
14名参加のこの日は、35パックの霊気紛争を景品として出させてもらいました。
さてさて、参加者14名ということで、スイスラウンド(※1)5回戦、そのごトップ4によるシングルエリミネーション(※2)をおこないました。
※1 マジックのイベントでもっとも良く使われるトーナメント形式、勝ち点3、引分け1点で最終的に点数が最も大きい人が勝つ形式
くわしくは、こちら
※2 1度負けるとそこで終了の勝ち上がり式のトーナメント形式。マジックは、大事な大会の優勝を決める為に使用することが多い。
今回がアノアでは、禁止改定や霊気紛争の影響で、スタンダード環境が大きく変わってはじめての、スタンダードの大会でした。
参加者のデッキは、緑黒アグロ、白緑トークン、サヒーリコンボ、青黒コントロール、赤緑エネルギー、そして《霊気池の驚異》デッキなど多くのアーキタイプ※に溢れていました。
※デッキの種類のこと、直訳は『雛形』
ではでは、気になるTOP4のデッキ紹介です!
スイスドロー4位 ヒガシラ ナオユキさん
いわゆるジェスカイサヒーリです。
コピーキャットのコンボ※と、《奔流の機械巨人》によるコントロールデッキです。
※《サヒーリ・ライ》と《守護フェリダー》の組み合わせの無限コンボ。ねこをいっぱいにするやつですね。
今のスタンダードで強いアーキタイプとなるデッキの一つですね。
スイスドロー3位 ナカタニ ユウキさん
黒緑のアグロ※デッキ。
※積極的に攻め立てるデッキのこと。ビートダウンと近いがより前のめりの感じただよう言葉。
霊気紛争で追加された《巻きつき蛇》と《ピーマの改革派、リシュカー》のコンビネーションのデッキ。
以前のタルキール時代にもあった《硬化した鱗》デッキに近いような形のデッキです。
下の環境でも注目されている《致命的な一押し》も採用でき、霊気紛争で加わったカードも沢山採用された新しいデッキです。
スピードが非常に速く、クリーチャーのサイズも大きいので、今後アグロデッキの代表格となりそうなデッキです。
スイスドロー2位 イブシ ショウタロウさん
青黒のコントロールデッキ※
※打ち消しや、除去で盤面とゲームをコントロールし、大型のクリーチャーなどで勝つデッキ。
こちらにも、《致命的な一押し》が採用されています。
また、紛争を達成しやすくするための工夫も多く見えます。
メインから2枚の《ヤヘンニの巧技》が採用されています。
打ち消しや除去も増え、コントロール系のデッキが強くなったといわれていますが、こちらも今後のスタンダードシーンで活躍しそうなデッキです。
スイスドロー1位 キモンジ ヒロキさん
赤緑エネルギーデッキです。
なんと!
な、な、なんと!
霊気紛争のカードは、0枚です!
カラデシュ発売からあるアーキタイプのデッキですが、霊気紛争発売が追い風になった可能性があります。
ただ、気になるのは、緑黒系のデッキと対戦した場合にどちらが勝つのかと言うことです。
当店には2名の緑黒デッキがいましたが、キモンジさんはこの日は1度もマッチしなかったようでした。
エネルギーデッキは非常におもしろいデッキでもあり、また、組みやすいデッキでもあり、今後も注目のデッキです。
あと、私は個人的にリストの《アーリン・コード/Arlinn Kord》3枚が気になったのですが、この日は1度も出なかったとのことでした。
今後、《アーリン・コード/Arlinn Kord》は活躍するのか!?注目です!
というわけで、トップ4は、すべて違うアーキタイプのデッキでした。
私の感想としては、赤緑エネルギーのデッキが1位だったのが意外でした。
エネルギーデッキは、これからも注目ですね!
さてさて、気になるシングルエリミネーションですが、決勝にコマを進めたのはこの2名でした!
ナカタニさんとヒガシラさんでした。
そして、優勝したのは、
ジェスカイサヒーリコンボ(コピーキャット)のヒガシラさんでした!!
おめでとうございます!
両手で抱え込むような、大変に優しい持ち方でアノアブルーモンスターを持ってくれました。
この持ち方が示すように、ヒガシラさんは非常に紳士的なプレイスタイルでした。
コミュニケーションエラーが起きないように、丁寧な宣言や、プレイ中のにこにことした姿は、マジックプレイヤーの手本そのものでした。
プレイングもたいへん丁寧で、観戦しているだけでも気持ちのいいゲームでした。
もちろん、プレイの腕前もたかく、その全てが今回の結果に繋がったのだと思います。
私の個人的な意見としては、ヒガシラさんは、対戦しているところを見ると、とてもマジックを楽しそうにしているので、『マジックやりてぇーなっ!』っと思わせてくれる楽しいプレイヤーってのが印象的でした。
そして、もう一度!
優勝おめでとうございます!
この日のナンバーワンは、あなたです!ヒガシラさん!
そして、なんと来週もGPT静岡があります!
次の優勝者は誰なのか!!
アノアデザイン、はっきり言って穴場です!
この記事の投稿者は u-1 です
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