マジック考察 キーパーに最も向いているクリーチャーは?
マジック:ザ・ギャザリング (Magic: The Gathering)。
言わずと知れた、世界最古のトレーディングカードゲームです。
そのカードの種類は実に多く、現在では、1万5千種類を越すカードがあるのです。
このコーナーは、そんな沢山の種類のあるカードから、日常的に役に立つカードを考察するコーナーなのです!
みなさんは、こんな経験はないでしょうか?
朝起きたときに、『あぁ、あいつがキーパーだったら、昨日のゴールはゆるさなかっただろうなぁ』っと。
今日も日本人の90%以上の方がそんな思いに悩まされた朝を迎えていることでしょう。
また、上の画像からも分かるとおり、マジックとサッカーは切っても切り離せない密接な関係にあるといえます。
そんな日ごろの皆さんの悩みを解決する為に今回は、マジックのカードの中でもクリーチャーに焦点を当て、
マジックのクリーチャーの中で、最もキーパーに向いているクリーチャー
を導き出し、
全国の迷えるキーパーブソカー(※)を救済したいと思います。
※キーパー不足に悩み、皮膚はただれ、歯は抜け落ち亡者と化した悲しき日本人たちのこと
考察1 《解放された者、カーン》
いきなり、クリーチャーじゃねーじゃねーかと、ツッコまれていることかと思います。
しかし、この考察をはじめるに際し、彼を外すことはできません。
なんたって、名前がカーンですからね。
画像はこちらより、引用しました。
プレインズウォーカーの彼が有名ですが、彼は、永きに渡りマジックのカードに登場しています。
もちろん、クリーチャー版の彼も居ます。
まぁ、能力が長いですね。
ちょっとこう言ったところまで考察していると大変なので、今回は、見た目から見える能力において、いかにゴールを守護することができるかを考察のポイントにしていきます。
では彼にさっそくゴールを守ってもらいましょう。
ダメですね。
下半身が無いのが致命的でしたね。
キーパーだというのに、地面に埋まっていては、ボールを追うことはできません。
これなら、ラブラドールレトリバーをキーパーにした方が2000倍はマシです。
また、彼はキーパーだというのに、突き指しそうな感じに指を前に出している辺りがもう、キーパーとしての意識が欠けているとしか言いようがありません。
その証拠に
彼は、このように、何かが目の前で起こっても怪訝な顔で見るだけのところもありますので、精神的にもキーパーには不向きですね。
残念、少年サッカーチームからやり直し!
さて、なんとなく、理解できたでしょうか?こんな感じで続けていきます。
考察2 《引き裂かれし永劫、エムラクール》
マジックの最強クリーチャーといえば、《引き裂かれし永劫、エムラクール》ですね!
そして、見て下さい、この手を!
もう、ボールをキャッチするために生まれてきたようなこの手!しかも数が多い!
これは、キーパーとして非常に期待が持てますね!
では、さっそくゴールを守ってもらいましょう。
あっ、はい。
そうですね、ちょっとデカ過ぎますね。
まず、スタジアムに入りませんし、その上、地球というか宇宙が壊滅してしまってはオフサイドだどうのと言っている場合ではありませんね。
あと、言葉が通じないのでコミュニケーションができないのも問題ですね。サッカーはチームワークが重要ですからね。
いくら最強のクリーチャーと言えど万能ではありませんでした。
残念です。彼女には、お鍋の中に帰ってもらいましょう。
考察3 《呪文捕らえ/Spell Queller》
どうでしょうか?
画像からお分かりいただける通り、彼はかなりの有力候補と言えます。
名前に、まず『捕らえ』と入っているので、相手のシュートを捕らえてくれるものと思われます。
では、さっそく守っていただきましょう。
なっ、
なんということでしょうか!
ボールが体を貫通しています。
そうです、彼はスピリットなのです。
確かにゲーム中は、攻撃を受けたりしていますが、あれはあくまで魔法の世界の話。
物理的に強力なサッカー選手のシュートを受けるには、タフネス3の彼にはあまりにもハードルが高い話です。
通常の人間が1/1ですので、サッカー選手は2/1ぐらいはあるでしょうね。
その選手が放つシュートですから、まぁ3点のダメージは間違いないでしょう。
まさに、《稲妻》シュートです。見てくれ俺のイナズマシュートです。
《呪文捕らえ/Spell Queller》くんが、ボールを受けずスルーしたとしても、そこは攻められません。
ましてや、ボールは呪文ではありません。私の完全なスピリット選ミスでした。
考察4 壁
サッカーにおいて、守りが強固なことを『鉄壁』のなどと比喩されます。
そう、マジックのクリーチャーには文字通り 壁 があるではありませんか!
その中でも群を抜いて 強そうな壁を選択しました。
では、さっそく守っていただきましょう。
どーですか?皆さん!
こんな完璧で見事な守りを見たことがありますか?
この通り、2人が同時にシュートを放ってもゴールポストに当てることすらままなりません。
ちょっとしたカンザシの出来上がりです。
まさに、完璧なキーパーといえますね!
……えっ、なになに。
サッカーでは使用できる器具の規定がある?
槍はどうですか?
はぁ、そうですか、無理ですか。
他にも《前兆の壁》とか《炎の壁》……あっ、ダメですか。そうですか。
どうやら、残念なことに構築物や武具の類の使用は、地球のサッカーでは無理なようです。
考察5 武器を使用せず、ゴールを守ることが可能なクリーチャーを探す
いろいろとクリーチャーを探すのですが、どれもこれも反則野郎ばかりです。
まったくもって、素手でボールをキャッチしようという心意気が彼らには見えません。
非常に残念でなりません。
また、仮に武器を置いてもらうとしても、キーパーができるという力強さを感じられるクリーチャーはぜんぜんいないではないですか。
なぜ、デベロッパーチームはキーパーに向いたカードをデザインしなかったのか!?そんな訳の分からない怒りさえこみ上げてきたとき、あるクリーチャーが私の前に現れたのです。
それは、
《百手巨人》
この画像では戦闘態勢なので、武器は控え室においとくとして、まず、第一に彼には百本の手があります!
今年の初めに、フランス誌『フランス・フットボール』が読者に向けて行った「サッカーの歴史上最高のゴールキーパーは誰?」で選ばれたジャンルイジ・ブッフォン選手ですが、彼を見て下さい。
(画像はこちらより引用しました)
手が2本しかないのです。
それに対し、《百手巨人》はどうでしょうか?
名前からもお分かりですね、100本手があります。ジャンルイジ選手の実に50倍の手があるのです!
もちろん、彼が、ジャンルイジ選手ほどの選手ではなくとも、手が3本あれば、ジャンルイジ選手並みの守りができることと思います。
そう考えたとしても、《百手巨人》のキーパー力は、ジャンルイジ選手の16.666倍の力があります。
また、彼の知的な顔面をご覧下さい。
どう考えても言葉が通じますね。
きっとこの知性溢れる口からは、
『おで、ゴール守る。お前、シュート決めろ』
っと寸分たがわぬコミュニケーションが可能です。
彼は、完璧なまでのキーパーといえるのではないでしょうか?
せっかくなので、最後に彼にゴールを守ってもらいましょう。
どうですか!?
ゲームや映画のラストシーンの様なシュートシーン。
これは、入りませんわ!
マジックのクリーチャーの中で、最もキーパーに向いているクリーチャーは!
《百手巨人》!! 彼が完璧なゴールキーパーです!
これで悩める日が一日でもなくなり、多くのキーパーブソカー(※)たちを救えることを願っています。
※キーパー不足に悩み続け、目玉はこぼれ落ち、腐肉を漁るようになってしまった悲しき日本人グールたちのこと
まぁ、こんな感じです。
戦術的な話は他のサイトに任せるとして、こんなどうでもいいことを好評ならまた、おこなっていきたいと思います。
この記事の投稿者は u-1 です
[…] 不定期でおこなっている、マジック考察の第二弾です。(第一弾はこちら もっともキーパーに向いているクリーチャーは?) […]