破滅の刻ゲームデー トップ8デッキリスト 日曜日昼の部
2017年8月6日 日曜日に開催した破滅の刻ゲームデーのカバレージです。
ゲームデー、それはデッキとデッキ、カードとカードが火花を散らしてぶつかり合うPWたちのガチンコバトル。
この日、アノアデザインには、17名の参加者がありました。
ありがとうございます。
スイスラウンド4ラウンドで、TOP8を決め、そこからシングルエリミネーションを行いました。
ではでは、TOP8に残ったプレイヤーの紹介です!
スイス順位 8位 モトオカさん
夜の部でも入賞していたワンパンマンが2連続8位に入りました。
この日は、前日とは比べ物にならない人数の参加だったに関わらずの8位とこのデッキただのネタデッキではありません。
スイス順位 7位 サカグチさん
ハゾレッドがついに登場です。
メインは非常に強力で前のめりなスライデッキですが、サイドからは3枚取られた《反逆の先導者、チャンドラ》でクリーチャー除去からの軸をずらすことが可能です。
また、サイド後は速度を変えることができるので、非常に対応が難しいデッキとも言えます。
現環境のトップに位置するデッキですね。
スイス順位 6位 イトウさん
ティムールエネルギーデッキです。
注目すべき点は、メインに1枚も《逆毛ハイドラ》がとられていない点です。
サイドに3枚とられてはいますが、ティムールエネルギー=《逆毛ハイドラ》と考えていた私にはおどろきのサイドプランだと思います。
さらに、《反逆の先導者、チャンドラ》から2マナ出ることで、5ターン目に7マナのアクションも可能となっています。
スイス順位 5位 シギョウ カズキさん
なかなか見ない赤青果敢のデッキです。
赤青果敢といえば、ナイスヘアースタイルおじさんで有名(?)な《嵐追いの魔道士/Stormchaser Mage(OGW)》だ!
《削剥》《突破》《嘲笑+負傷》と『破滅の刻』で追加されたカードも盛りだくさんです。
また、それらに加え《反逆の先導者、チャンドラ》を非常にうまく使うことのできるデッキでもあります。
スイス順位 4位 ブシスエさん
ナイスなデッキ名の《墓後家蜘蛛、イシュカナ/Ishkanah, Grafwidow》デッキです。
スゥルタイカラーであることで、《スカラベの神》を非常にうまく使えるデッキです。
ねばり強く戦える多くの種類のクリーチャーを取り入れることで、《ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenwald》でそれらを必要な場面で手札へもってくることが出来ます。
また、2種類のリリアナに加え《スカラベの神》があるので、墓地に一度落ちてしまったクリーチャーを何度も戦場へ戻すことが可能です。
スイス順位 3位 フクハラさん
スタンダードシーンをトップスピードでかけ続けた《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar(BFZ)》
最近は《反逆の先導者、チャンドラ》にその座を奪われている節もありますが、その実力に変わりはありません。
白と黒の軽く強い1~2マナまでの多くのクリーチャーと、それを支援する除去呪文。
そして、盤面を制したところへ登場する《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar(BFZ)》
彼が登場してから幾度となく繰り返されたこのギデオンによるゲームの決定力は、未だ衰えることはありません。
彼の最大のライバルである《栄光をもたらすもの》対してはサイド後の《精神背信/Transgress the Mind(BFZ)》や、《苦渋の破棄/Anguished Unmaking(SOI)》などで対応できる形になっています。
サイドカードの《膨らんだ意識曲げ/Distended Mindbender》が渋いです。
スイス順位 2位 ヤマダさん
ザッ、ティムールエネルギーのデッキです。
このデッキ一番の強みである《逆毛ハイドラ》。
しかし、このハイドラの弱点は、トークンでブロックされると何もできない点です。
それを帳消しにするのが《不屈の神ロナス》
また、5枚体制でとられた多くのマナクリーチャーから、マナブースとし、このデッキの強みである4マナ域へはやく到達できる構成になっています。
スイス順位 1位 コジマさん
そして、1位が赤白グッドスタックのデッキです。
スタンダードにおいて、今最も強いカード《反逆の先導者、チャンドラ》、そして、今までのスタンダードでずっと頂点を走り続けてきた《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar(BFZ)》それらを同時に使えるのが、この赤白デッキです。
多く取られた除去で、相手の盤面を徹底的につぶし、そこへ、これらの2枚のどちらかを着地しゲームを決めてしまうパワーMAXのデッキです!
スダンダードでは、パワーカードは限られていますので、それらを多く採用し、強い形で使えるデッキが弱い訳はない!!
非常に強力なデッキです!
この日は、トップ8のうち、5名のプレイヤーが《反逆の先導者、チャンドラ》を使用していました。
使用枚数は12枚と土地を除くカードの中で圧倒的な使用頻度の高さでした。
現在のスタンダードシーンは、《反逆の先導者、チャンドラ》を中心にメタゲームが周っていると言えるのかもしれません。
さてさて、そんな《反逆の先導者、チャンドラ》に翻弄されるスタンダードシーンを決勝まで駒を進めたのはこの2人でした。
フクハラさん対シギョウさん
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar(BFZ)》のフクハラさん、そして《反逆の先導者、チャンドラ》が入っている《嵐追いの魔道士/Stormchaser Mage(OGW)》のシギョウさん。
現スタンダードシーンの2強とも言えるカードをそれぞれチョイスしながらも、独自の構築で作り上げられた、オリジナリティー溢れるデッキでの決勝となりました。
そして、決勝を制したのは、この方でした!!
シギョウさんです!!
おめでとうございます。
赤単がプロツアー後意識される中、赤青の果敢というなんともニッチなデッキをチョイスしたことは非常に勇気ある選択だったと思います。
相手の除去をかわしやすく、一気に打点を稼げたり、エンチャント、プレインズウォーカー、クリーチャーと対策が難しいカードで構成されているのもポイントです。
パワフルなカードをフルパワーで使いつつ、それ以上にデッキ全体としてのシナジーでも勝負できる素晴らしいデッキ構成です!
また、メタゲームに意識されていない外側からの強襲の様な、まさに激情の赤、周到の青といったデッキです。
では、最後にもう一度!
おめでとう、シギョウさん!!
この日のチャンピオンは、あなたです!!
この記事の投稿者は u-1 です
コメントを残す