破滅の刻ゲームデー トップ8デッキリスト 土曜日夜の部

 

2017年08月05日に開催したゲームデー土曜日夜の部のカバレージです。

 

ゲームデー、それは、アノアデザインのグランプリ。

 

多くのモノがフライデーでは隠してきた己のベストデッキをぶつけ合う火花散らすアツい争いの火ぶたが切きられる日!

 

土曜日夜の参加者は、10名でした!ありがとうございます。

 

っと言うことで、当店では、多くの人に最後まで楽しんで貰えるように

 

スイスドロー3回戦(※1)その後TOP8によるシングルエリミネーション(※2)3回戦をおこないました。

 

※1 マジックではポピュラーなトーナメント形式。勝つと3ポイント引分けで1ポイントを得られ、ポイント数に応じてマッチが組まれ、その取得ポイントを競うトーナメント形式。

※2 1度負けると終了の勝ち上がり式のトーナメント形式。

 

ではでは、さっそくTOP8のデッキリストを紹介していきましょう。

 

スイス順位 8位 ナガハシ レイさん

写真は、プレリリースの写真です。右がナガハシさんです。写真なくてごめんなさい。

 

サイクリングデッキです。

 

非常に強力なコンボを搭載したデッキ。

びっくりするぐらいコンボが繋がるって見てたら死にました。

 

サイクリングという妨害されにくい手段を軸にしているので、相手の介入無しに一気にたたみ込むことができるコンボデッキです。

 

渋いフィニッシュカードは、さすがの注目ポイント!

 

 

スイス順位 7位 コジマ ユウスケさん

赤白のグッドスタック的なデッキ。

 

豊富な除去手段と、強力なカードを組み合わせて相手の盤面を処理しつつ、安全なタイミングで着地させたPWたちで勝つデッキです。

 

カードパワーも非常に高く、サイドボードから速度を変えることができるなど考えられた前のめりなサイドプランが光ります。

 

4マナの強いカードをどう使うのかがポイントになるデッキですね。

 

 

《先駆ける者、ナヒリ/Nahiri, the Harbinger》も合わせ、今赤と白の4マナ粋は非常に強力なパワーカードが多くあります。

 

4マナを膨れ上がらせても大丈夫ないように、《反逆の先導者、チャンドラ》の2マナ追加が役に立つデッキですね。

 

 

スイス順位 6位 オオゴシ ヒロユキさん

緑黒の+1カウンターデッキに一見見えるが、その中身は、《ラムナプのハイドラ》にフィーチャーされたデッキ。

 

実はこのハイドラ、結構やりおりますねん!

 

《残忍な剥ぎ取り》が居ることで、このハイドラが4ターン目に5/5として出てくることをサポートしています。

4マナ5/5、トランプル、警戒、到達は、流石にバグレベルの強さです。

 

環境に多い、《栄光をもたらすもの》よりもサイズが大きく、なかなかこいつを超えることは難しいのです。

 

また、1枚だけ取られた《スカラベの神》がなかなかおしゃれです。

 

 

 

スイス順位 5位 モトオカ タカヒロさん

やつが帰ってきた。

 

相手の心とライフを一撃で砕くあいつがっ!

 

そう、ワンパンマンこと、《静電気式打撃体》だ!

 

全体としては、緑黒エネルギーかと思わせておいて、突然なぐりかかかる、《静電気式打撃体》

 

まさに、一撃必殺のデッキ!

 

1枚挿しされた、《街の鍵》で相手の脳天をぶちのめせ!!

 

 

スイス順位 4位 ナカタニ ユウキさん

破滅の刻で、多く追加されたランプカードを使用して、自分のマナを大量に増やすことで大型のカードを相手に何度もたたきつけるデッキ。

 

昔ながらのランプデッキらしく、高いマナ域に非常に強力なカードが控えています。

 

また、マナカーブの怪物こと《歩行バリスタ》があることで、序盤中盤終盤と隙のないゲーム展開をおこなうことができます。

 

さらに、今回追加された《約束の刻》はまさにうってつけのカードです。

 

2体ゾンビ出るの強すぎ!!

 

 

スイス順位 3位 サケモト ヨシヒロさん

マルドゥの除去コントロール的なデッキです。

 

注目すべき点が沢山あるのですが、その中でもひときわ目を引くのは、《蠍の神》!

 

強いのか、弱いのかまだ良く分からない神の一人が、この《蠍の神》だと私は思っています。

 

除去などを構えることが多いこのデッキでは、その裏目を解消するために、《蠍の神》の起動型能力が役に立つような気もするぞ!

 

《蠍の神》をつかってみたくなる、そんな良いデッキです!

 

 

スイス順位 2位 シギョウ カズキさん

砂漠をえたことで再度復権したエルドラージ軍団。

 

スタンダード最後の華を咲かせようと集ったのは《反逆の先導者、チャンドラ》の基でした。

 

《反逆の先導者、チャンドラ》が、敵対しているはずのエルドラージたちと共につっぱしってくるそんなデッキです。

 

エルドラージと対峙して思うのは、あっ、《難題の予見者/Thought-Knot Seer(OGW)》ってめっちゃ強いなってことですね。

久々に出会うと、このカードの強さにいろいろ驚かされます。

 

しかし、エルドラージのデッキはどうしても、マナカーブ的に少し速度が厳しいものがあります。以前でもかわいいヤツこと《面晶体の這行器/Hedron Crawler(OGW)》を入れてマナをはやく出すなどの工夫が必要でした。

 

しかし、《面晶体の這行器/Hedron Crawler(OGW)》は後半引いても強いカードではなく、どうしてもそこが弱点だったのです。

 

そして、出会ったのが強いマナを出すカード、そう《反逆の先導者、チャンドラ》だ!

現環境最強のカードとも言えるこの1枚を強く使えるデッキなのです!

 

エルドラージをどんどん追加してたたみかけるも良し、チャンドラを守って奥義で勝つも良し!多角的に攻める事のできる強いデッキです!

 

 

 

スイス順位 1位 ヤマダ ミツヒロさん

前環境からも強かったティムールエネルギーが、さらに強力になって帰ってきました。

 

たくさんのカードがBANされていったスタンダード。ライバル達が倒れていくのをほくそ笑むデッキがあったのです。

 

それが、最後まで生き残り、強化されたこのティムールエネルギーです!!

 

破滅の刻からは、《削剥》や《没収の曲杖》が採用され、今まで届かなかった場所にも手が届くようになっています。

 

《導路の召使い》に加え《媒介者の修練者》を入れることで5枚体制のマナクリーチャーから、4マナの《逆毛ハイドラ》や《反逆の先導者、チャンドラ》を3ターン目に出す動きは、もはや向かうところ敵無しのムーブメントです。

 

サイドボードに2枚とられた《即時却下/Summary Dismissal》は、なかなか思い切った2枚です!

 

 

 

 

 

さてさて、そんな多くのアーキタイプ溢れるトップ8ですが、決勝に残ったのはこの2名でした。

 

 

ナカタニさん(ティムールランプ)、コジマさん(赤白グッドスタック)

 

なかなか見ない戦いとなりました。

 

 

 

そして、優勝はこの人!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナカタニユウキさんでした!!

 

おめでとうございます!!

 

ティムールランプというニッチなデッキで優勝というのは非常に環境が読めていたと言えます。

 

上位8名のデッキで、青を使用しているのは、1名だけと、ランプが非常に強い環境のゲームデーだったと言えるでしょう。

 

ティムールランプデッキは、どうしても打ち消しに弱く、動き始めるのが遅い為、はやすぎる赤単などにも弱いデッキです。

 

ですが、逆に言えば、それ以外のデッキには非常に強力なデッキだと言えます。

 

現環境ではプレインズウォーカーへの対策が非常に弱く、《反逆の先導者、チャンドラ》を筆頭にそれらのカードが強いため、誰しもがそれらを強く使えるデッキを模索しているとも言えます。

 

ですが、プレインズウォーカーが真価を発揮する為にはある程度のターンが必要なので、どうしてもゲーム展開は遅くなってしまいます。

 

その速度を利用し、自らがより動きやすい高マナ域をめざし《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger(BFZ)》をたたきつけまくることで、相手PWはおろか、デッキとライフをぶっとばしてしまうこのデッキが最強だったのです!

 

しかし、それは今だから言えることで、この100か0かとも言えるデッキをチョイスし、ゲームデーに挑んだナカタニさんのセンスは抜群です。

 

もう一度、彼に賞賛の言葉を贈りたいと思います。

 

 

この日のチャンピオンはあなたです!

 

ナカタニユウキさん!!おめでとう!!

 

おまけ

えっ、店長はどうしたかって?

 

あいつは、下手すぎて、最下位だったワン!エムラもこんな顔になるワン!

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この記事の投稿者は  です

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