アモンケットゲームデー 日曜日昼の部 TOP8デッキリスト&カバレージ

 

2017年05月21日 日曜日に開催した、ゲームデーのカバレージです。

 

遅くなってしまい、すいません。

 

ゲームデーそれは、アノアデザインがいつもより、ちょっとピリリとする通称アノアGP。

 

今回も、土曜日の19時と、日曜日の14時からの2回開催しました。

 

ここでは、日曜日の14時からのカバレージを記していきます。(土曜日については、こちら)

 

今回は、14名の参加者がありました。どうもありがとうございます!

 

アノアデザインのゲームデーの最大の特徴は、土曜日と日曜日とで大きくメタゲームが異なる点です。

 

しかも、アノアデザインのメタゲームは通常のメタゲームと大きく違うところが特徴です。

 

何故かはわかりませんが、トップメタと呼ばれるデッキが勝てなかったり、そもそも少なかったりと、カジュアルながら非常におもしろいメタゲーム展開が行なわれています。

 

ではでは、そんなアノアのTOP8に輝いたプレイヤー達はこちらでした!

 

では、さっそくデッキを8位から順に紹介していきましょう。

 

スイス順位 8位 オノウエ カツヤさん

ナヤカラー(赤緑白)の天使をフィニッシャーに置いたデッキです。

《サリアの槍騎兵/Thalia’s Lancers》から、伝説のクリーチャーをサーチできるようされていたり、《シェフェトのオオトカゲ》や《栄光をもたらすもの》などアモンケットからのカードもうまく使用されています。

 

《シェフェトのオオトカゲ》のちょっとルール的に一瞬迷いそうですが日本語版のカッコ書きの注釈がなかなかに渋い1枚ですね。

 

また、《罪を誘うもの/Sin Prodder(SOI)》がメインに3枚取られていたりと、おもしろい構成になっています。

 

スイス順位 7位 ニシオ タクマさん

《ルクサの恵み》を4枚採用した、PWで戦うフレンズ的なデッキです。

 

ご存知ですか?この《ルクサの恵み》という渋いカードを。

 

1ターン毎にカードドローか、追加のマナを供給してくれるエンチャントです。

これは、アモンケットのテーマであるエジプトに非常に関係のあるカードです。エジプトのナイル川は恵みをもたらす反面、氾濫で甚大な被害を及ぼしていました。

そして、川の氾濫する時期は決まっていたので、古代エジプト人は、暦を理解するために、数学が発展した文化となったのです。

 

そんな、氾濫と恵みを1枚であらわしたのがこの、《ルクサの恵み》だそうです。

 

カードアドバンテージが得にくく、重いマナ域で戦うこのデッキにはぴったりの1枚です。

 

非常に強力なデッキです。

 

スイス順位 6位 ナカネ マサトシさん

赤緑黒エネルギーデッキです。

 

カラデシュからあった赤緑エネルギーに黒を取ることで、除去が難しかったタフネスの多いクリーチャーを《無許可の分解》で除去できる形になっています。

 

また、前のめりなデッキに良く合う、速攻持ちのアモンケットからのニューフェイス《栄光をもたらすもの》と《熱烈の神ハゾレト》が追加され、さらに攻撃力が上がっています。

 

 

大変に漢らしいデッキです!

 

 

スイス順位 5位 タケノウチ ヒロシさん

黒緑のカウンターデッキです。

 

カラデシュで一世を風靡した《巻きつき蛇》と《ピーマの改革派、リシュカー》のコンビのデッキです。

 

よりデッキを尖らせる為に、カウンターを置くギミックに特化した形となっています。

 

《顕在的防御》をメインに2枚取っている辺りが、クールなデッキ構成です。

 

《顕在的防御》は、あると無いとで相手にとってのプレッシャーが非常に大きくなるカードなので、メインでそれを見せるのか見せないのかは悩む1枚ですね。

 

サイドボードに筋肉の神《不屈の神ロナス》が1枚いるのもポイントです。

 

スイス順位 4位 ブシスエ ヒデヒロさん

スゥルタイの申し子、ブシスエさんの今回のスゥルタイデッキはこれだ!

 

とにかく前半は昂揚(自分の墓地に4種類以上のカードがある状態)を達成しつつ、相手の盤面を豊富な除去カードでコントロールしていきます。

 

昂揚を達成した後は、《ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenwald》で必要なクリーチャーを持ってきたり、既に死んでしまったクリーチャーを墓地から回収したりと、その時必要なクリーチャーを場に出し相手を制圧していくデッキです。

 

除去、強いクリーチャー、そして、墓地利用とまさにタルキールのころのスゥルタイを彷彿とさせる、スゥルタイ オブ スゥルタイ デッキです。

 

《死の権威、リリアナ》はこのデッキでは非常に強力に使用できそうなのも、練られた構築を感じます。

 

スイス順位 3位 Koziol Ericさん

土曜日のデッキと同じく、赤青のコントロールデッキです。

 

ポイントはデッキ名に事故と入れながらスイスドローを3位抜けしているあたりですね!

 

彼は、数週間前まで、コピーキャット(《サヒーリ・ライ》と《守護フェリダー》のコンボを搭載したデッキ)を使いこなしていたのですが、それを失い試行錯誤してこのデッキへといきつきました。

 

不屈の赤青デッキとも言えますね。

 

このデッキの最大のポイントはサイドボードに取られた4枚の《氷の中の存在/Thing in the Ice》です。

 

メインでは相手の除去カードを腐らせ、サイドボードからは相手がサイドチェンジで抜いた除去カードの間を抜けて《氷の中の存在/Thing in the Ice》を入れることができる構成となっています。

 

もちろん、サイドボードから《氷の中の存在/Thing in the Ice》を入れないことも選べるのでトリッキーな戦術ができる良いデッキです。

 

スイス順位 2位 ナカタニ ユウキさん

しっ、白黒即席コントロールだっ、とっ!?

 

フライデープロモで配られながら、『誰が使うねんっ!?』と地球上で5000回は言われたであろう《霊気装置の展示》を4枚採用したデッキです。

 

しかも、《鋳造所の隊長》や《金属ミミック》など霊気装置トークンを支援するカードが沢山あります。

 

また、《艱苦の伝令》が取られており、多く出てくるアーティファクトたちを強力に使用することが可能になっています。

《艱苦の伝令》は、場に出てしまえば、なんでこいつ使われてないねん!って思うぐらい強いパワーカードです。

終了ステップで、相手の手札を1枚捨てさせるあたりも、強力なんです。

 

アモンケットからは、ナイスな除去カード《排斥》が3枚採用されています。《排斥》はこれからのスタンダードで、標準的に使用されそうなカードですね。

 

 

スイス順位 1位 サケモト ヨシハルさん

マルドゥ(赤黒白)のコントロールデッキです。デッキデザイナーのコラガンがマルドゥへの愛を強く感じますね。

 

《ゴブリンの闇住まい/Goblin Dark-Dwellers(OGW)》のや《栄光をもたらすもの》をフィニッシャーに置いた除去コントロールデッキです。

 

アモンケットを不気味にするために男でマッチョにされた天使《賞罰の天使》も採用されています。

 

除去カード枚数が2枚に調整されているあたりが、おもしろい構築です。

 

 

 

 

さて、どうでしたでしょうか?

 

とてもおもしろいTOP8のデッキリストとなりました。

全てのデッキのアーキタイプが違い、また、プレイヤーによってのアプローチも違うよいTOP8でしたね。

 

ちなみに、こんなのカジュアルだからやれるんだろっと思われるかもしれませんが、私はこの日は、借りたガチガチの黒単ゾンビデッキでしたが、ボッコボコに負けましたww

 

さてさて、そんな入り乱れるゲームデーで、決勝へ残ったのはこの2名でした!

 

タケノウチさん(緑黒カウンター)とナカネさん(赤緑黒エネルギー)

 

どちらのデッキも、《不屈の神ロナス》を取っているデッキが決勝での対決となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、優勝はを手にしたのは!

 

タケノウチさんでした!!

 

優勝!おめでとうございます。

 

《闇の掌握/Grasp of Darkness(OGW)》がこのマッチでは非常に強力ですね。

 

ナカネさんのデッキの主要クリーチャーは、《ラスヌーのヘリオン》《熱烈の神ハゾレト》《栄光をもたらすもの》で、どれもタフネスが4しかありません。また、《致命的な一押し》も刺さるカードが多く、タケノウチさんのデッキチョイスと、カード枚数の調整の結果がこの優勝をもたらしたと思います。

 

そして、ご覧下さい。この持ち方を!

もう、持つというか乗せています。アノアブルーモンスターを多くの人に持ってもらってきましたが、このもち方ははじめです!

非常に斬新な素晴らしい持ち方です!

 

まさに、アモンケットに相応しい持ち方です!

 

それではもう一度賞賛の言葉を伝えたいと思います!

 

この日のチャンピオンは、あなたです!

 

タケノウチ ヒロシさん!!

 

おめでとうございます!

 

おまけ

アノアデザインには、新しいスタッフが増えました。犬(トイプードル・メス・6歳)のエムラクールです。

 

繁殖用に飼育されていたそうなのですが、処分されそうになっていたところを引き取らせてもらいました。

 

常にお店に居るわけではありませんが、平日や人が少なそうなときなどは、時々店舗にいる場合があります。

人を噛んだり、抜け毛のない犬種で、通常のトイプードルよりも小さい2kgしか無い犬です。

 

お店に来て彼女が居たときはなでてあげると喜びます。

 

ときどきカバレージの写真に写っていたのは、この子でしたというお知らせでした。

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この記事の投稿者は  です

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