アモンケットゲームデー 土曜日夜の部 TOP8デッキリスト&カバレージ
2017年05月20日に開催した、アモンケットゲームデーのカバレージです。
アノアデザインがピリリとするそんな瞬間がまたもやってきました。
それは、そう!ゲームデー!
今回も、アノアデザインでは、土曜日の19時~ と 日曜日の14時~の2回開催しました。
と言うことで、さっそく土曜日の19時~ のゲームデーのカバレージです。
今回の参加者は、11名でした。ありがとうございます!
モダン構築戦のグランプリ神戸の直前とあって、参加者は少し少なめでしたが、その分独自のメタゲームがまわっていたような気がします。
11名の参加者ということで、3回戦のスイスドローのあと、TOP8によるシングルエリミネーションをおこないました。
えっ、シングルやるのって声が聞こえてきそうですが、やっぱりシングルエリミネーションやらないとゲームデーは盛り上がらないでしょう!!
ってことで、まずは、TOP8の紹介です!
かめは○波も出たところで、8位から順にデッキを紹介したいと思います。
スイス順位 8位 Koziol Ericさん
青赤のコントロールデッキです。
サイドボードから《氷の中の存在/Thing in the Ice(SOI)》を入れることで、相手の抜いた除去に対応する形でデッキが組まれています。
アモンケットから《焼けつく双陽》が入ったことで、メインから全体除去をとりやすくなっている辺りもこのデッキが強化された点です。
この日は、土地事故を多くしていましたので、このデッキ名なんだとか。
スイス順位 7位 オノウエ カツヤさん
赤白緑のナヤで組まれた天使が軸のミッドレンジデッキです。
かなり独創的なデッキレシピながら、《悪夢の声、ブリセラ/Brisela, Voice of Nightmares》のコンボを搭載したりと派手な動きもあります。
《消えゆく光、ブルーナ/Bruna, the Fading Light》と《賞罰の天使》の相性は最高ですね!
また、アモンケットからは《シェフェトのオオトカゲ》や《排斥》が採用されています。
良いデッキリストです!
スイス順位 6位 ヒロイ ナオトさん
沼から産まれてきたと噂される黒単使いのヒロイさん。
彼ほど《血統の呼び出し/Call the Bloodline》を使用しているプレイヤーはいません。
《血統の呼び出し/Call the Bloodline》と《ギラプールの宇宙儀》との相性は抜群です。
また、横並びした相手のクリーチャーも《ヴォルダーレンの下層民/Voldaren Pariah》で一層できるなど、多くのアプローチが取られています。
アモンケットからは《心臓露呈》が採用されています。
黒らしい禍々しさの溢れる良いデッキです!
スイス順位 5位 オオゴシ ヒロユキさん
4 《霊気拠点》 4 《花盛りの湿地》 4 《森》 4 《風切る泥沼》 4 《沼》 -土地(20)- 4 《光袖会の収集者》 -クリーチャー(26)- |
1 《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》 4 《霊気との調和》 3 《顕在的防御》 4 《致命的な一押し》 2 《闇の掌握》 -呪文(14)- |
2 《刻み角》 2 《逆毛ハイドラ》 3 《領事の旗艦、スカイソブリン》 3 《ヤヘンニの巧技》 2 《没収》 2 《英雄的介入》 1 《失われた遺産》 -サイドボード(15)- |
ゲームデー当日、突然の体調不良を訴えていた彼でしたが、しっかりとTOP8に残りました。
デッキは、エネルギー型の緑黒デッキです。
アモンケットのカードは《刻み角》が採用されています。
デッキよりも彼の残尿感が心配なデッキリストではあります。
スイス順位 4位 コジマ ユウスケさん
赤白のPWをメインにおいたデッキです。メインから、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar(BFZ)》4枚、《反逆の先導者、チャンドラ》3枚、《先駆ける者、ナヒリ/Nahiri, the Harbinger》2枚と9枚のPWが採用されています。
さらに、アモンケットで新たに手に入れたスーパー暴力ドラゴン《栄光をもたらすもの》も加わり、4マナ以降は盤面を制圧しまくりまくれるデッキ構成になっています。
また、序盤は多く採用された除去と、もしもの《燻蒸》2枚で盤面を新地にしながら、戦える構成でもあります。
現環境、最強のPWである《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar(BFZ)》、《反逆の先導者、チャンドラ》を最大限活用できる構成ですね!
スイス順位 3位 サケモト ヨシハルさん
《アーリン・コード/Arlinn Kord》、《豪華の王、ゴンティ》、《高速警備車》!?
このデッキはいったい何なのか!??
一見、ただただ、色々なカードが詰め込まれたように見出るデッキリストですが、その実は、強力なクリーチャーを何度も利用できる形にデッキが組まれています。
また、昂揚も達成しやすく《ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenwald》でデッキ内のクリーチャーをシルバーバレット的に手札に呼び込むことも可能となっています。
2種類のリリアナをうまく利用できる良い構築です!
スイス順位 2位 ヨコタ ヒロシさん
未だかつて、この様なデッキリストがあったでしょうか?
このデッキは、まさにゴットともいえる革新的なデッキリストです。
《シガルダの助け/Sigarda’s Aid》をキーパーツにした0マナ装備品を大量にぶち込んだデッキです。
『霊気紛争』の即席をこれほど、使いこなせるデッキはほかに存在しないでしょう。
《砦の発明者》が《悪夢の声、ブリセラ/Brisela, Voice of Nightmares》よりも大きくなり、警戒+飛行で毎ターン殴る様子は、まさに圧巻の一言です。
また、《逆説的な結果》で何枚もドローしまくるあたりも見ていても非常に気持ちのいいデッキです。
すばらしいの一言につきるデッキです!
スイス順位 1位 ホリカワ ユウイチさん(そう、私だ!)
2 《ウェストヴェイルの修道院/Westvale Abbey》 21 《沼》 -土地(23)- 4《墓所破り/Cryptbreaker》 -クリーチャー(24)- |
4《致命的な一押し》 2《闇の掌握/Grasp of Darkness(OGW)》 1《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》 4《闇の救済/Dark Salvation》 2《リリアナの支配》 -呪文(13)- |
4《精神背信/Transgress the Mind(BFZ)》 1《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》 2《不帰+回帰》 1《失われた遺産》 1《没収》 2《墓の収穫/Graf Harvest》 2《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet(OGW)》 2《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited(BFZ)》 -サイドボード(15)- |
はい、普通に黒単ゾンビです。
自分なりに《不屈の神ロナス》のデッキをつくっていたのですが形にできませんでした。
そこでアノアのスーパーデッキビルダーイブシくんにデッキを借りました。
というのも、彼は黒単ゾンビが流行る前にこのデッキを組みあげていて、それをそのまま貸していただきました。
逆境の中どこまで勝てるか不安でしたが、いやぁ~、強いデッキでした。
TOP8のデッキリストを紹介しましたが、かなり多様性に富んだデッキリストになりました。
それぞれが、それぞれの工夫を加えたデッキでゲームデーに挑む!すばらしいじゃないですか!
私も調整間に合わせたかったー。
さてさて、こんな混沌としたスタンダードを決勝まで駒を進めたのは、この2名でした!
↓
↓
コジマさん 左 と ヨコタさん 右
この2名でした。
そう、《シガルダの助け/Sigarda’s Aid》デッキはただのおもしろデッキではないのです!
決勝まで勝ち上がったのです!
対するはコジマさんの、赤白PWデッキ。
場外乱闘的な、この2種類のデッキの決勝戦。
果たして、勝利の女神を射止めたのはどちらのプレイヤーなのか!?
優勝は、コジマさんでした!!
おめでとうございます!!
独特の構築ながら、メタゲームを理解し、強いカードを一番強い形で使用しゲームを制する、すばらしいデッキ構築とプレイングです。
ヨコタさんのデッキに対しても、メインから2枚採用された《燻蒸》がゲームを進める上でも多いに後押しになります。
どのようなデッキにも勝てる独特の構築センスは、まさに脱帽の一言です!!
また、今までこれほどまでに英雄的なポーズでアノアブルーモンスターを手にとった人がいたでしょうか?
いや、いない!!
まさに、蓋世の英雄に相応しく、それはつまり、『アモンケット』のゲームデーの優勝に相応しいということです!!
もう一度!
この日のチャンピオンはあなたです!
おめでとう、コジマ ユウスケさん!!
この記事の投稿者は u-1 です
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