霊気紛争ゲームデー 日曜日お昼の部 TOP8デッキリスト
2017年02月12日 日曜日に開催した霊気紛争ゲームデーのカバレージです。
アノアのゲームデーは2日あるのです。
そう、土曜日の19時からと、日曜日の14時からです。
実は、土曜日と日曜日では、メタゲームが大きく動くのがおもしろい点です。
また、参加者も土曜日と日曜日では、半数以上が変わり、また違ったスタンダードの一面をみせるのです。
そんな、アノアデザインの日曜日のゲームデーに参加したプレイヤーは、20名でした!
ありがとうございます!
と言うことで、この日はスイスドロー5回戦、その後上位8名によるシングルエリミネーションをおこないました。
デッキの分布は、コントロール系のデッキが増え、初日には居なかったマルドゥ機体もいました。
前日の土曜日に、緑黒系のデッキが隆盛していたこともあり、コントロール系のデッキが多くなったのは納得です。
そして、そんな日曜日のゲームデーをTOP8ととして輝いたのは、この方々でした!!
おめでとうございます。
ではでは、スイスドローの8位から順にデッキを紹介していきましょう!
スイス順位 8位 ホリカワ ユウイチ(そう私だ!)
4 《進化する未開地》 4 《風切る泥沼/Hissing Quagmire(OGW)》 4 《花盛りの湿地》 6 《森》 7 《沼》 -土地(25)- 4《森の代言者》 -クリーチャー(24)- |
2《霊気圏の収集艇》 1《領事の旗艦、スカイソブリン》 2《ゼンディカーの代弁者、ニッサ/Nissa, Voice of Zendikar(OGW)》 3《致命的な一押し》 3《闇の掌握/Grasp of Darkness(OGW)》 -呪文(11)- |
3《屑鉄場のたかり屋》 1《害悪の機械巨人》 2《自然廃退》 2《殺害/Murder》 3《精神背信/Transgress the Mind(BFZ)》 1《鞭打つ触手/Flaying Tendrils(OGW)》 1《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited(BFZ)》 2《造命師の動物記》 -サイドボード(15)- |
《屑鉄場のたかり屋》を4枚入れていたのですが、サイドボード後の奇襲が下手だったので3枚に減らし、2枚《造命師の動物記》をとることにしました。
これが出ると、コントロールデッキには、ほぼ負けないので、2枚を採用しましたが、結果としては、1枚も引かなかったです。とほほ。
もう少し調整したかったのですが、このデッキを使用しての負けパターンが《霊気圏の収集艇》を2枚引いてしまい、乗り手がいないみたいな状態が多かったので、私のプレイング的には1枚でよかったのかなぁ~なんて思いました。
また、《不屈の追跡者/Tireless Tracker》があまり活躍できなかったので、数枚を《地下墓地の選別者/Catacomb Sifter(BFZ)》に変えても良かったなと思いました。
スイス順位 7位 イブシ ショウタロウ
ごっ、5色昂揚紛争プレインズウォーカーデッキッ!!
《枷はずれな成長》っ!?なにそれ?
あぁ、このカードか!
確かに、これがあれば、全カラーを使用できるので、このめちゃめちゃなカラーも使用可能ですね。
5体も別々のカラーのPWが採用されているのはこのデッキだけでしょう!
まさにゲームデーって感じで燃えるデッキです。
スイス順位 6位 ナカタニ ユウキ
昨日のリストから比べ、2枚の《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet(OGW)》がサイドにとられています。
また、《闇の掌握/Grasp of Darkness(OGW)》が2枚から4枚にメインが変わっています。
スイス順位 5位 フクハラ ミツタカ
白黒のミッドレンジデッキ。
ミッドレンジデッキは、速度パワーともに緑黒に厳しく、駆逐されたと思われましたが、ここに残っていました。
その秘訣は、メインの接死クリーチャーが6枚とられている点です。
また、《致命的な一押し》や《闇の掌握/Grasp of Darkness(OGW)》に加え、《苦渋の破棄/Anguished Unmaking》がとられ、より除去をしやすい形になっています。
コントロール要素の強いミッドレンジと言った形ですね。
オリジナルデッキで、ここまで勝ち上がってくるのは流石です!
スイス順位 4位 ナカネ マサトシ
黒赤のドレッジ系のデッキです!
なかなか渋いデッキチョイスです!
非常にシンプルなリストでありながら、墓地に落とすためのカードの数の調整が非常に強く感じられます。
また、サイドボードも非常におもしろく、ちりばめられたカードが多くのデッキに対応できる形となっています。
スイス順位 3位 アシザワ ヨシサト
マルドゥ機体デッキです。
ついに当店にも現れたマルドゥ機体デッキですね。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar(BFZ)》4枚の圧力に加え、今話題の《キランの真意号》も3枚取られています。
今後、スタンダードシーンをひっぱっていくデッキタイプの1つになるデッキですね。
スイス順位 2位 ハラ アキヒロ
昂揚タイプの緑黒デッキです。
っと、思わせて白がタッチされ《苦渋の破棄/Anguished Unmaking(SOI)》が入っています。
白をタッチすることにより、ミシュラランドが5枚採用され、コントロールにも強い形がとられています。
スイス順位 1位 モトオカ タカヒロ
エネルギータイプの緑黒デッキです。
注目すべきは《造命師の動物記》がメインから1枚採用されている点です。
また、サイドボードに《豪華の王、ゴンティ》が2枚採用されるなど、独自のチューンナップがなされています。
さてさて、TOP8は、3名が緑黒のデッキで、1名がタッチ白タイプの緑黒のデッキと、半数が緑黒のデッキとなりました。
しかし、残る半数は、マルドゥ機体以外は、ローグデッキといえるオリジナルデッキ達が上位に君臨し、非常におもしろいTOP8デッキリストとなりました。
そんな、多種多様なデッキたちのなかで、一体どのデッキが決勝へ駆け上がったのか!?
白黒ミッドレンジのフクハラさんと 緑黒デッキのナカタニさんの2名でした!
決勝は1-1の最終ゲームの3ゲーム目まで、持ち込みます。
序盤は、ナカタニさんが出す《巻きつき蛇》や《ピーマの改革派、リシュカー》などを倒し、フクハラさんが《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar(BFZ)》を着地し、盤面を制圧していきます。
ギデオンを着地されクリーチャーは除去され厳しい状況のナカタニさんでしたが、デッキのトップから駆けつけたのは、《高速警備車》でした。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar(BFZ)》は、ダイ・ハードばりのど派手な交通事故にあい合えなく消沈となります。
その後、車は紛争後に強めに押され廃車となりますが、フクハラさんは中々、後続と土地が延びず苦しい戦いをしいられます。
その感にナカタニさんは、《不屈の追跡者/Tireless Tracker》や《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited(BFZ)》を展開し盤面を固めていきます。
フクハラさんの手札には切り札の《消えゆく光、ブルーナ/Bruna, the Fading Light》が握られ、墓地には2体の《折れた刃、ギセラ/Gisela, the Broken Blade》が落ちていましたが、土地が7マナまで延びることも無く、《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited(BFZ)》が相手の盤面にあることもあり、あえなく決勝で敗退となりました。
いやぁ~、非常にアツい争いでした。
フクハラさんはサイドボードから入れているはずの《燻蒸》が撃てなかったり、《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited(BFZ)》が着地されていたので、《悪夢の声、ブリセラ/Brisela, Voice of Nightmares》での勝ちがフタをされていたのが厳しい状況でした。
ナカタニさんのサイドボードの《高速警備車》が非常に輝いたゲームでした。
もし、《高速警備車》が無ければフクハラさんのワンサイドゲームだったと思われます。
っと言うわけで、今回は
《高速警備車》っぽい感じでのプレイマット贈呈(?)となりました。
ナカタニさんは、直前のGPTでも決勝に残るなど、非常に優秀なプレイヤーです。
また、彼のデッキ構築は、相手に隙を与えない力強い構成なのも特徴で、また、カードの引きも強く今後、非常に延びるプイヤーだと思っています。
今後の彼の活躍にも期待です。
ではでは、恒例のアノアブルーモンスターを持っての優勝者写真です。
このハンドルのように持たれたアノアブルーモンスター。
まさに、《高速警備車》を全身で体現した天地追突事故の構えは、素晴らしいの一言です。
まさか、アノアブルーモンスターもこんなに丸められて持たれる日が来るとは思ってもいなかったでしょう。
そうです、この日のチャンピオンはあなたです。
ナカタニ ユウキさん!!
おめでとうっ!!
おまけ ボツ写真
《高速警備車》っぽくプレイマットを贈呈しようとしたけど、ただ、なんか取り合っている感じになっていましった1枚。
この記事の投稿者は u-1 です
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