第四回フォーマットアノア 世界選手権。
フォーマットアノアとは?
スタンダードのカードプールの中で、レア以外のカードを使用して作る60枚デッキの構築戦。
サイドボードも、もちろん15枚です。
気軽にいろいろなデッキが作れるアノアデザインが考えた新たなフォーマット。
アノアデザイン発足なので、アノアでの大会は世界大会なのです!(いったもの勝ちw)
フォーマットアノアも気がつけばもう4回目。
前回の屈辱をはらすべく、私も新たなデッキを作成して、世界チャンピオンの奪還を狙います。
ちなみに、このフォーマットのデッキはネットにもほぼ上がっていないため、プレイングよりもデッキの構築力を要求されるような大会形式ですね。
まだネットが多く普及していなかった頃のマジックのような感じがして、私は非常に懐かしいです。
もちろん、プレイングをないがしろにして勝てるというわけではないですよ。
ただ、まだ知られていないカード同士の組み合わせによるシナジーを探し出せば、優勝できる可能性が高いってことです!
さてさて、私のデッキですが、こんな感じでした。
4 《進化する未開地》 4 《急流の崖》 2 《領事の鋳造所》 1 《精霊龍の墓》 7 《山》 5 《沼》 -土地(23)- 4 《結束した構築物》 -クリーチャー(23)- |
2 《タイタンの力》 4 《乱撃斬》 1 《巻き添え被害》 3 《焙り焼き》 2 《眠りへの誘い》 2 《宝船の巡航》 -呪文(14)- |
2 《波に漂うもの》 1 《軍属童の突発》 2 《巻き添え被害》 1 《チャンドラの憤怒》 2 《霞の徘徊者》 1 《焙り焼き》 2 《反逆の行動》 1 《弧状の稲妻》 3 《ギラプールの歯車作り》 -サイドボード(15)- |
デッキ構成は、デッキ名まんまのデッキですね。
《鋳造所の隊長》や《破滅を導くもの》で飛行機械トークンを育てて殴りきるデッキです。
地上からも、ある程度殴れる構成になっています。
《結束した構築物》はなかなかやるやつでした。
ではでは、そんなフォーマットアノアの大会の様子を写真でおとどけします。
クリーチャーのコンバットがこのゲームの一番の見せどころだと私は思います。
ここでも、コンバットのトリックが行なわれていますね。
当店のイラストレーターも久々に参戦。
大会の開始10分前に作ったデッキで挑戦です。
もちろん、スリーブに入れている時間なんてありませんでした、とのこと。
お手軽な構築とは裏腹に、対戦はみな真剣です。
本気でやるからこそ、どんなフォーマットも楽しめると私は思います。
クリーチャーを強化しながら戦うことが有効なフォーマットでもあります。
全体除去に強いものが少ないためですね。
さてさて、この日は、新たなる世界チャンプが誕生しました。
私も彼と対戦したのですが、『あぁ、こりゃ勝てんわ』って感じの構築でさすがでした。
4 《陰鬱な僻地》 4 《平穏な入り江》 1 《磨かれたやせ地》 1 《魔道士輪の魔力網》 1 《荒廃した瀑布》 2 《進化する未開地》 5 《平地》 6 《島》 5 《沼》 -土地(25)- 4 《オジュタイの語り部》 -クリーチャー(10)- |
1 《名誉の褒賞》 1 《抵抗の妙技》 3 《宝船の巡航》 3 《手酷い失敗》 2 《シルムガルの嘲笑》 2 《払拭》 4 《忌呪の発動》 2 《湧き上がる瘴気》 1 《残忍な切断》 3 《究極の価格》 1 《否認》 -呪文(27)- |
2 《正義のうねり》 1 《究極の価格》 1 《残忍な切断》 1 《悪性の疫病》 1 《湧き上がる瘴気》 2 《グルマグのアンコウ》 2 《シルムガルの嘲笑》 1 《払拭》 2 《否認》 1 《恐るべき目覚め》 1 《魂の基点》 -サイドボード(15)- |
このデッキのオジュタイとは、《龍王オジュタイ》ではありません。
《オジュタイの語り部》の事です。
以前のFNMで配られたのですが、こんなヤツ誰が使うねん!?っと非常に評価の低かった彼でしたが、フォーマットアノアに居場所がありました。
《オジュタイの語り部》を除去できるカードは、フォーマットアノアには非常に少ないのです。
また、ビートダウンが多い環境ですので、彼は優秀な壁となり序盤プレイヤーを守ってくれます。
それだけでなく、ドラゴンボーナスがあり、1ドローまでさせてくれ、手札アドバンテージを稼いでくれるのです。
2マナにしては、あまりにも優秀なスペックです。
そこに目をつけた、RMさんのセンスは流石ですっ!!
また、ライフをゲインできるカードも多くあるため、序盤のライフを回復しつつ、強力なドラゴンで相手の息の根を止める構成も、なかなかおもしろいデッキです。
しかし、ビートダウンが主流と思われていたフォーマットアノアで、コントロールデッキが優勝するとは思っていませんでした。
次回のフォーマットアノアは、いったいどんなデッキが優勝するのでしょうか。
開催する、私も毎回楽しみです。
この記事の投稿者は u-1 です
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