2015年12月13日 スタンダード構築 優勝デッキ。
ひっそりのんびりとおこなわれたアノアデザインのスタンダード構築戦。
この日の優勝デッキは、なんとっ!!
ザダを四枚採用したデッキでした。
3 《戦場の鍛冶場》 2 《風にけずられた岩山》 11 《平地》 5 《沼》 -土地(21)- 4 《僧院の速槍》 -クリーチャー(12)- |
4 《タイタンの力》 4 《果敢な一撃》 4 《ゴブリンの餌》 2 《ティムールの激闘》 4 《勇敢な姿勢》 3 《軍属童の突発》 2 《電弧連鎖》 2 《荒野の確保》 2 《ゼンディカーの同盟者ギデオン》 -呪文(27)- |
2 《絹包み》 2 《前哨地の包囲》 2 《焙り焼き》 2 《跳ね返す掌》 1 《見えざるものの熟達》 2 《乱撃斬》 3 《ゴブリンの踵裂き》 1 《引き裂く流弾》 -サイドボード(15)- |
なんじゃこりゃっ!!
このデッキが優勝ってのは、うそだろっと思いたくなるデッキです。
デッキのギミックは、果敢クリーチャーや、横並びになるクリーチャーを沢山出して《面晶体の掘削者、ザダ/Zada, Hedron Grinder(BFZ)》に強化呪文を唱えるとそれがコピーされるため勝つと言った感じです。
実際私も対戦してみましたが、《荒野の確保/Secure the Wastes(DTK)》から《面晶体の掘削者、ザダ/Zada, Hedron Grinder(BFZ)》にたいしての《果敢な一撃/Defiant Strike(KTK)》をキャストされた場合のドローの多さには驚きました。
ザダと3体のクリーチャーが並んでいれば、《果敢な一撃/Defiant Strike(KTK)》は1マナ4ドローのインスタントとなり、あの悪名高気アンセストラルリコールを凌駕するパワーカードとなるのです。
しかも、軽量の強化インスタントがデッキに採用されているため、4ドローもすれば、何かしら強化カードが手札にきます。
それが、《果敢な一撃/Defiant Strike(KTK)》な一撃だった場合は、さらに1マナ4ドローができるわけで……。
決まれば確かに即死のコンボと言ったデッキですね。
しかし、問題は、掘削系女子として一部のファンを沸かせている彼女、《面晶体の掘削者、ザダ/Zada, Hedron Grinder(BFZ)》のマナコストの重さと打たれ弱さが目立つ部分です。
ザダの弱点をどう補っていたのかを優勝者に聞いたところ、彼はこういっていました。
ザダが出ない時の方が強かった!
なるほど。
《道の探求者/Seeker of the Way(KTK)》と《僧院の速槍/Monastery Swiftspear(KTK)》は未だスタンダードでも最強ということでした!!
あと、アノアデザインのスタンダード大会は、面白デッキでも優勝可能ということが証明されました!!
カジュアルイベントだから、こういうデッキが優勝してくれるとなんだか私も嬉しいです!
この記事の投稿者は u-1 です
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