6月 月末日曜 モダンガバレージ
前月のモダン構築大会のガバレージです。
6月28日 日曜日 アノアデザインの月末日曜モダンを開催しました。
この日の参加者は 20名様でした!
こんな片田舎まで、ありがとうございます!!
この日は、アノアデザインのビルフロア全体を使用して、大会を行いました。
出来れば、広々とプレイして欲しいと思うのが、私どもの気持ちです。
ちなみに、この日は、5ラウンドのスイスドローで行いました。
デッキも、モダンは魔境と呼ばれるだけあって、多種多様でした。
スリヴァー(サリアはスリヴァーサークルの女王)や、戦士デッキ、スーパークレイジーzoo、スゥルタイタルモ、ブリンクコンボ、ヘイトベアー、緑青感染、青親和などなど。
色々なデッキが飛び交っていました。
見た感じで多く感じたのが、何故かちらつき鬼火でした。
確かに、なかなか良いカードなのですが、この日の使用率は、大変高かった気がします。
個人的には、私も好きなカードなのですが。
さてさて、この日の決勝戦ですが、青緑感染のYさんと、青トロンのYさんです。
そうです!
青緑感染を使用されているYさんは、女性プレイヤーです!
アノアデザインのスタッフも、女性プレイヤーが居るのですが、女性が決勝まで残ったのはこの日が初めてな気がします。
試合はと言うと、
はじめは、青緑感染のYさんからゲームがスタートします。
1ターン目は、土地を伸ばして終了し、返しの青トロンのYさんは、ウルザの塔から、探検の地図セットしてターンエンド。
2ターン目、感染のYさんは、荒廃の工作員をプレイ。
返しの青トロンのYさんは、島を置いて、エンド、相手の様子を伺います。
3ターン目、青緑感染のYさんは、ライフを2点支払い、ギタクシア派の調査からのターンスタート。
相手の手札には、ウルザの鉱山、土地2つと撤廃、呪文噴出があるのが見えます。
ここでの、手札確認が、非常に強かった。
ペンデルヘイヴンをセットし、貴族の教主を置いて、ペンデルヘイヴンで、荒廃の工作員を強化します。
その後、更に残った緑マナで、怨恨をエンチャントします。
そして、荒廃の工作員でアタック。貴族の教主の賛美が乗り、1/1の工作員は、気が付けば、5/4のトランプルのファッティークリーチャーに。
青トロンのYさんは、5点の感染ダメージを受ける事になります。
エンド時、探検の地図からウルザの魔力炉を引っ張ってきて、青トロンのYさんのターンが開始します。
持ってきた、ウルザの魔力炉をセットしてターンエンド。
4ターン目。
土地をセットし、野生の抵抗をエンチャントして、相手の撤廃に備えます。
工作員でアタック宣言、親和のYさんは、撤廃を撃つしか生きる術がありません。
工作員と怨恨を手札に戻し、ターンエンド。
青トロンのYさんは、ウルザの鉱山をセットし、いよいよウルザランドが全て揃います。
しかし、威圧のタリスマンを置いてターンエンド。
5ターン目。
ランドセットから、荒廃の工作員を唱えるも、親和のYさんの呪文噴出が、バイバック付きで炸裂し、荒廃の工作員は場に出ること無く終了します。
そして、青トロンのYさんのターン。
島をセットから、宝物の魔道師をプレイ。
ライブラリーから、白銀の天使をサーチしターンエンド。
6ターン目。
感染のYさんは、ランドをセットしターンエンド。
青トロンのYさんは、真面目な身代わりをプレイし、土地を伸ばします。
7ターン目。
感染のYさんは、土地を伸ばしてターンエンド。エンド時、青トロンのYさんは、ドロースペルを使用し手札を充実させます。
返しのターンで、白金の天使を召還し、盤面のクリーチャーでフルアタック。
これには、堪らず感染のYさんは、投了となり、1ゲーム目は終了しました。
サイドボーディング後、感染のYさんから、ゲームがスタートします。
追い込まれた、感染のYさんは、なんと更に追い込まれるマリガンからの6枚スタート。
ギタクシア派の調査からのターンスタート。
相手の手札には、ワームトグロエンジン、知識の渇望、卑下、ウルザの塔2、島、幽霊街が見えます。
ペンデルヘイヴンをセットし、ぎらつかせのエルフを召還してターンエンド。
返しのターン、青トロンのYさんは、島をセットしてターンエンド。
2ターン目。
感染のYさんは、森をセットし、ぎらつかせのエルフで、アタック。
もちろんペンデルヘイヴンでパワーを底上げして、2点の感染ダメージを与えます。
返しの青トロンのYさんのターン。ウルザの塔をセットして終了。
お互い様子を伺いあいます。
3ターン目。
感染のYさんは、フェッチランドをセットし、先ほどと同じく、ぎらつかせのエルフのパワーを底上げしてアタック。
2点の感染ダメージを青トロンのYさんに与え、ターンエンド。
青トロンのYさんは、ウルザの塔をさらにセットし、ウルザの塔2枚から2マナを生み出し、威圧のタリスマンを置いてターンエンド。
エンド時、感染のYさんは、フェッチランド起動し、青緑の土地をアンタップインで、場に出します。
まだまだ、睨み合いは続きます。
4ターン目。
先ほどと同じく、感染のYさんは、フェッチランドをセットし、ぎらつかせのエルフのパワーをペンデルヘイヴンで底上げしてアタック。
2点の感染ダメージをクロックし、ターンエンド。
青トロンのYさんは気が付けば、もう、6点の感染ダメージを蓄積させています。
なんとか盤面を変えたい青トロンのYさんですが、幽霊街を置いてターンエンド。
エンド時、感染のYさんは、先ほどと同じく、フェッチランド起動し、青緑の土地をアンタップインで、場に出します。
5ターン目。
感染のYさんは、4マナある内の1マナを使用して、第一メインフェイズで、古きクローサの力をぎらつかせのエルフにプレイ。
ぎらつかせのエルフは、+4/+4修正を受け、5/5になります。
そのまま、ぎらつかせのエルフでアタック宣言に入ります。
流石に、負けてしまう青トロンのYさんは、サイクロンの裂け目をプレイ。
しかし、そのスタックで、感染のYさんは、使徒の祝福を1マナとライフで支払いプレイし、プロテクション青を選びます。
そんな事は許せないない、青トロンのYさんは、すかさず卑下をX2で撃ち、打ち消そうとします。
しかし、もちろん2マナ残っている感染のYさんは、2マナを追加で払い、感染のYさんの勝利となります。
最後の悪あがきとも言える、青トロンのYさんの卑下X2ですが、私は非常に感銘を受けています。
相手に2マナ残っているので、もちろん支払われるだろと思いますが、最後の1手まで諦めず出し尽くす事は、私個人としては、非常に紳士的なゲームへの取組みだと思うのです。
(もちろん、意味が無いといえば、無いのですが……)
そして運命の第3ゲーム。
先ほどゲームを取られた、青トロンのYさんからゲームがスタートします。
お互いマリガン無しの、7枚スタートです。
青トロンのYさんは、ウルザの塔をセットし、探検の地図を場に出して、ターンエンドと好調な滑り出しです。
返しの感染のYさんは、フェッチランドから森を引っ張ってきて、真鍮の針をプレイ。
対象は、探検の地図を指定。
1ターン目から、激しい盤面の取り合いが始まります。
2ターン目。
青トロンのYさんは、ウルザの塔をセットして、X1で、虚空の杯をプレイして、ターンエンド。
返しのターン、感染のYさんは、墨蛾の生息地をセットし、ターンエンド。
3ターン目。
青トロンのYさんは、島をセットし、呪文すべりを召還してターンエンド。
返しのターン、感染のYさんは、ベンデルヘイヴンをセット。
森から一マナ出して、墨蛾の生息地をクリーチャー化し、ベンデルヘイヴンで強化し、2点の感染ダメージを与え、ターンエンド。
4ターン目。
青トロンのYさんは、ウルザの塔をセットしてターンエンド。塔だけが3つ場にたまります。
返しのターン、感染のYさんは、先ほどと同じく、2点の感染ダメージをクロックし、ターンエンド。
エンド時、青トロンのYさんは、知識の渇望を使用するも、2枚ディスカード。
5ターン目
青トロンのYさんは、ウルザの鉱山をセット。いよいよウルザランドにリーチがかかります。
真鍮の針が、ぐさりと刺さっています。
ウルザランドを3枚タップして、3マナで、忘却石をプレイしてターンエンド。
返しのターン、感染のYさんは、青緑ランドをタップインでセット。
前ターンと同じく、墨蛾の生息地をクリーチャー化し、パワーアップして、2点の感染ダメージを刻んでいきます。
気が付けば、6点の感染ダメージを蓄積した、青トロンのYさん。もう後がありません。
6ターン目。
青トロンのYさんは、デッキトップから、ウルザの魔力炉を引き、セット。
ウルザランドが全て揃います。
こうなってしまうと、最初にダブっていた塔3個が非常に強い。
盤面のマナは、14マナとなりました。(内、島1マナ)
そして、ターンエンド。
返しのターン、感染のYさんは、ベンデルヘイヴンの2枚目をセットし、1枚目からマナを出して生贄に捧げます。
その1マナで、墨蛾の生息地をクリーチャー化し、アタック宣言。
対応して、青トロンのYさんは、x1で撤廃を撃ち、真鍮の針をバウンスさせますが、ベンデルヘイヴンで強化された感染のダメージを2点をそのまま通す形になります。
感染8点のダメージとなり、いよいよ後の無くなった、青トロンのYさん。
エンド時、青トロンのYさんは、忘却石を4マナで起動し、呪文すべりに運命カウンターを置きます。
7ターン目。
青トロンのYさんは、威圧のタリスマンをセットして、ターンエンド。
返しのターン、感染のYさんは、先ほどのターンと同じく、墨蛾の生息地をクリーチャー化してアタックします。
青トロンのYさんは、忘却石を構えていましたが、忘却石が破壊できるのは、土地でないパーマネントなので、墨蛾の生息地には効きません。
墨蛾の生息地を止めることは出来ず、そのまま、感染のYさんの勝利となりました!!!
強いぞ、土地たち!!
3ゲーム目は、感染のYさんは、土地以外を使用していないという形での勝利となりました。
流石、魔境のモダン。土地だけで勝てることもあるのですね!!
この日は、決勝戦を動画で撮っていたのですが、諸事情があり、今回は文章でお伝えさせて頂きました。
文章で細かく説明させて頂きましたが、細かく書きすぎて、逆に分かりにくい結果になってしまった様な気もします。
っと、それは、置いといて。
今回優勝者は、青緑感染デッキのYさんでした!!!
おめでとうございます!!
実は、彼女は、前月の5月の大会では、緑感染で参加されていたのですが、1勝も出来ず、非常に悔しい思いをされていたそうです!
そこで、青を一色足し、この日に向けて調節していらっしゃったそうです!
その想いが届き、この日は、優勝となりました!!
すばらしいっ!!
あと、デッキリスト撮り忘れて、すいません。
番外編。
実は、この日、もう一つの決勝戦が行われていました。
それは、前回も行われた、同じ名前のNさん同士の、名前を賭けた争い。
いつも紳士的は二人は、猛虎の様な勢いでプレイされていました。
恐ろしいバトルが繰り広げられていたのでした。
結果は、前回勝った、写真左のNさんが、今回も防衛する事となり、惜しくも破れた右のNさんは、下の名前も奪われる結果となってしまったそうです。
アノアデザインは、千と千尋みたいな場所ですね。
っと、次回のアノアデザインの月末日曜モダン大会は!?
今週の日曜日、7月26日の14時~ 開催です!!
次は一体、どんなデッキが、魔境のモダンを制する事となるのか!?
大会について、詳しくは、こちら
この記事の投稿者は u-1 です
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